皆さんこんにちは、こんばんは☺︎
今日はタイで使われているチューレン〈ニックネーム〉についてお話ししたいと思います。
名字法の制定
タイでは1913年の名字法の制定によりすべての国民が自身の名字を選びました。
なので名字の歴史が浅いですし人と被らないように気をつけていたので、
同じ姓を持つ者同士はほとんどが親戚関係と言われています。
私の名字をFacebookで検索すると出てくるのは皆親戚です。
名前に関しては1962年に新たに制定された「個人名法」にて
- 国王の名前に似ているもの
- 身分の高い人が誰かに与えたという歴史のない名前
- 意味のない単語及びその羅列
- 10音節以上を持つ語
以外では自由に名前を付けることが許可されました。
私の名字とても長く、発音が難しいので日本人の友人には何回も言い間違えられていました。
戸籍には、通訳をしていた知り合いのタイ人にカタカナに直してもらったのですが、
チョがショになっていたり、ッマーのように変なところにツが入っていたりと
スタッカートがすごく、散々な名前になってしまいました。笑
今考えるともっと他にカタカナでの書き方があったと思います😔
チューレンとは
先に申し上げたようにチューレンとはタイでいうニックネームのことです。
出生時に祖父母や両親が付けてくれます。
名字や名前で呼ぶと長くなってしまうので、タイでは本名でお互いを呼ぶことはなく
ニックネームで呼び合います。
ニックネームとは言っても日本のように親しい者同士が呼び合うための呼称ではなく、
名前の代わりに使うものです。
友人同士や会社でもチューレンで呼び合うため、お互いの実名を知らない人が多いです。
良く使われているチューレン
男性
- バンク(แบงค์)bank 銀行
- アイ(ไอซ์) ice アイス
- エム(เอ็ม) M アルファベットのM
女性
- プロイ(พลอย)proy 宝石
- クン(กุ้ง) kung 海老
- ノック(นก) nok 小鳥
- スアイ(สวย) suay 綺麗
食べ物だったり響きがかっこいい単語を選んでいる人が多いです。
そして意外となんでもありです。笑
チューレンがかぶることは良くあり、私の知人にもクンさんが2人いて
天使のクンさん、悪魔のクンさんと呼び分けています。☺︎
天使のクンさんはいつも笑顔で優しく、悪魔のクンさんは綺麗で小悪魔ぽいからです。😂
ちなみに私のチューレンはサーイsaay(ทราย)で意味は砂、
妹はナムnaam(น้ำ)で水という意味です。
父がつけてくれたのですが、自分のことを海の男と呼ぶくらい海が好きなので
きっとそれが由来だと思います。笑
さいごに
タイのニックネームっていろんな呼び名があって面白いですよね。
会社でも使われるから驚きです。笑
これからもタイの文化についてご紹介できたらと思います。
それではまた次回お会いしましょう。☺︎